「図書館戦争」読み終わりました!

人気作者の代表作

最近、乗りに乗ってる作家として有名な有川浩さんの代表作である図書館戦争を初めて読みました。
この作者は三匹のおっさんシリーズやあるいは自衛隊シリーズなどで知っている方は多いでしょう。
さまざまな作品が次々とドラマ化されたり、アニメ化されているために、話題の作者なのです。

フリーター、家を買う。という作品がドラマ化されたこともあり、ご存知の人は多いでしょう。
図書館戦争についてはアニメ化やアニメ映画化、さらには実写映画まで公開されています。
このような有名な作品なのですが、私はこれまで図書館戦争にはノータッチでした。

基本的に流行りものはそのときに読みたくないという天邪鬼な性格のため、ほとぼりが冷めてから読もうとずっと思っていたのです。
そこで、とうとう図書館戦争に手を出して、この作品がどうして人気があるのかを確かめようと思いました。
ちなみにこれまでマンガ化されたものや、アニメ化されたものはまったく見ていません。

基本的に原作を読んでからメディアミックスされた方の作品にも手を出したいと思うタイプなのです。

とても面白かった

結論からいうと、図書館戦争はとても楽しめる作品だったため、読んで良かったと思っています。
物語の舞台は近未来の日本であり、この作品の時代では言論弾圧が強められているのです。
そのため、それに対抗して図書館の自由を訴えるための抵抗勢力である図書隊が創設されて、主人公がそれに関わっていくという話しとなっています。

どのように主人公が成長をしたり、恋愛をするのかが主軸となっており、図書を検閲から守るための戦いが繰り広げられているのです。
この作品の世界では、図書狩りと呼ばれるような行為が平然と行われており、図書の立場が危ういものとなっているのです。
それに対して主人公たちは戦っているという設定であり、とても斬新な世界観が魅力となっています。

戦争というタイトルの通り、登場人物たちは武器を持って戦っており、本当に戦争を行っています。
どきどきわくわくするような恋愛模様が描かれていたり、あるいは陰謀渦巻く展開もあります。
とにかくとても面白い作品であり、寝食を忘れてのめり込むことができました。

本という存在が非常に危うい状況となっており、それに戦う主人公たちは応援したくなるキャラクターばかりです。
ネタバレになるためストーリーには深く踏み込めないのですが、子供から大人まで幅広い年齢層の人達が楽しめる作品となっています。
分類としてはライトノベルに含まれる作品なのかもしれませんが、あまり敬遠せずに読んでみましょう。

すらすらと読み進めることができて、あまりストレスの溜まってしまうような作品ではありません。