読んでおきたい恋愛小説
小説の中でも昔から根強い人気を誇っているジャンルはやはり恋愛小説でしょう。
昔から今に至るまで、さまざまな作品が誕生してきて、大きな人気を集めてきました。
そんな恋愛小説の中からおすすめの作品をいくつか紹介するため、興味を持ったものがあればぜひとも読んでみてください。
まずは有川浩による切ないラブストーリーが魅力的なストーリーセラーです。
小説家である女性とそんな彼女を支える夫とのラブストーリーであり、極限状態における人間同士の愛の強さを感じられるでしょう。
ミステリー作品としても読むことができて、物語の中に没頭することができるでしょう。
乾くるみのイニシエーション・ラブは何度でも再読したくなるような極上のラブストーリーを楽しめます。
最後まで楽しんで読んだ後は、すぐにでも再読したくなるような小説です。
最後の数行でそれまでこちらの作品に抱いてきたイメージが一変するような仕掛けが施されています。
小説の技術の凄さを目のあたりにすることができる作品であり、小説ならではの面白さを味わえるでしょう。
江國香織と辻元成による冷静と情熱のあいだは映画でも知っている方が多い恋愛小説です。
とてもロマンチックなラブストーリーが展開されていき、映画をすでに観たという方でも楽しめる内容となっています。
さまざまな思いを巡らせることができて、とても素敵な物語となっているため、ぜひとも読んでみましょう。
その他のおすすめ恋愛小説
こちらでは外国の小説における恋愛作品の傑作といえるものをいくつか紹介しましょう。
まず、イギリスで国民的な恋愛小説とされていて、映画化やドラマ化もされているのが傲慢と偏見です。
1800年代のイギリスの話しであり、今風に説明すると婚活の物語となっています。
作者であるジェーン・オースティンはイギリス文学において最も重要な作家の一人といえる人物です。
第一印象が最悪な男性と最後には恋に落ちるという定番の流れとなっているのですが、この流れを最初に用いたのはこの傲慢と偏見なのです。
少女漫画が好きな方やラブストーリーが好きな方は、それらの原点ともいうべきこちらの作品をぜひとも読んでおきましょう。
外国文学の中でも恋愛を扱った作品で他におすすめなのはコレットの青い麦です。
恋愛小説というよりも文学の範疇に含まれるため、読みにくさを感じる方がいるかもしれませんが、若い男子と女子による切ない恋愛となっています。
子供から大人へと至る過程における微妙な男と女の違いを書いたストーリーとなっており、興味深く読み進めることができるでしょう。
これ以外にも恋愛小説はたくさんあるため、興味のあるものからどんどん読んでいってください。