大人も楽しめるファンタジー小説
ファンタジー小説というのは子供だけではなくて大人も楽しめるものであり、そんな作品がいっぱいあるのです。
海外ではファンタジー小説の人気は高くて、世界的なベストセラーはたくさんあります。
もちろん、日本人作家によるファンタジー小説もたくさんあり、そちらにもおすすめは多いです。
まずおすすめしたいのは小野不由美さんによる十二国記シリーズです。
こちらは今でもシリーズが続いており、根強いファンのたくさんいる作品となっています。
世界観が確固たるものとなっており、人物設定はよく練られていて、なおかつ読みやすい文章が魅力的です。
軽いファンタジーではなくて、かなり歯応えのあるものとなっているため、その点を覚悟して読んでみましょう。
しょせんファンタジーだろうと甘く見ているとかなりの衝撃を受けることになるでしょう。
このようなファンタジー小説があったのかという驚きを感じることができます。
ジブリがアニメ化したことで有名な魔女の宅急便は昔から色褪せないファンタジーです。
シリーズ物であり、とても読みやすくて、続きを読むのが楽しみになっていくでしょう。
小学生でも簡単に読める作品でありながら、大人にもおすすめすることができます。
乙一による、しあわせは子猫のかたちという小説は良質なファンタジーとしておすすめです。
読後は切ない気持ちになってしまうのですが、それでもあたたかい気持ちにもなれます。
おすすめできるファンタジー
上野菜穂子さんによる精霊の守り人というファンタジー小説は30歳の女性の用心棒が主人公であり、独特の世界観があります。
とてもかっこよい主人公に惹かれてしまう方が続出するような作品となっています。
丁寧にえがかれており、NHKによってアニメ化もされている作品のためおすすめです。
ファンタジーの王道といえるような作品として、フィリップ・プルマンによる黄金の羅針盤という作品があります。
こちらは少女小説と呼べるようなものであり、ワクワクドキドキする世界が繰り広げられていきます。
さまざまなテーマが関わっており、ファンタジーというくくりでは収まりきれないほどの内容があります。
宮部みゆきのブレイブストーリーは名前を聞いたことがあるという方が多い作品でしょう。
こちらは一見すると王道の設定となっているのですが、それでもオトナが楽しめるような深さがあります。
どんどん引き込まれる面白さを秘めている作品であり、ラストは余韻が残るのが好印象です。
他にもたくさんのファンタジー作品があるため、とりあえず名前を聞いたことのある作品から着手していくと良いでしょう。
日々の生活に嫌気を感じているような方にこそファンタジー小説はおすすめできます。