最近ライトノベルも少し読んでいます

ライトノベルも面白い

小説好きの中にはライトノベルを馬鹿にするような方がいるのですが、そのような考えは捨てるべきだと思います。
実をいうと私もライトノベルには偏見を持っていたことがあったのですが、たまたま読んでみたら意外と面白いものだということに気がつきました。
最近は有川浩さんや米澤穂信さんなどのようにライトノベル出身でありながら、今では一般小説を書いている作家というのは多いです。

ライトノベル作家からスタートして直木賞を受賞したような作家までいるのです。
面白いものはジャンルに関係なく面白いと思えることはとても大切だと思います。
イメージだけで敬遠するということは、せっかくの出会いを初めから妨げているのであり、それはとてももったいないことなのです。

ライトノベルは基本的には中高生を対象としているのですが、実際の読者は20代の男性の方が多いです。
つまりは大人が読んだとしても面白いと思えるような質の作品がたくさん出ているのです。
これからもどんどんライトノベルというのは伸びていくジャンルであり、面白い作品が増えていくでしょう。

偏見を持たずにライトノベルであっても積極的に読んでいくことによって、思わぬ出会いを果たすかもしれません。

おすすめの作品

まず私がおすすめしたいライトノベル作品は竹宮ゆゆこさんによるとらドラ!という作品です。
こちらはアニメ化されたものが人気を集めており、知っている方もいるかもしれません。
典型的なベタなラブコメなのですが、ところどころで新しい要素を感じさせる部分があります。

女性作家のため、繊細な部分があり、人物描写や微妙な心の移り変わりについては丁寧に書かれています。
私は最初アニメ化された作品を観たのですが、それがとても面白かったため原作にも手を出しました。
アニメ版とはまた違った面白さがあり、ギャグとシリアスのバランスもよく、若々しい恋愛模様を楽しめるでしょう。

次におすすめするのは、俺の妹がこんなに可愛いわけがないという作品です。
こちらは、ライトノベルの中でも大きな影響を与えた作品であり、一つのジャンルを作ったともいえます。
高校生の主人公は面倒くさがりな普通の男の子であり、妹は眉目秀麗で成績優秀、スポーツ万能でモデルをしているような完璧な女の子です。

そんな妹が実はオタクであり、エロゲーを買い集めているという設定となっています。
当時はこのような設定は斬新であり、あとの作品では明らかに俺妹を意識したようなものが増えています。
アニメ化もされており、そちらも名作のためぜひとも読んでみてください。

他にも名作とされているライトノベルはたくさんあるため、ぜひとも手に取ってみましょう。