女性でもできる警備員
こんにちは。最近の話なんですが、お買い物の帰り道で、女性の警備員さんをみかけました。その時は業務の邪魔にならないよう軽く会釈して通り過ぎましたが、「警備員は男性の仕事」と思っていただけにとても新鮮でした。
本で読んだことがあるのですが、警備員の仕事には種類があります。施設警備や交通誘導業務、運搬業務。それから、テレビや映画で目にするボディガードといわれる身辺警備業務の4種類です。
私が会釈した女性警備員さんは、工事中に通りかかる歩行者や車を誘導してスムーズに通れるようにしていました。交通誘導業務の担当だったみたいですね。
その翌月に知人とランチにいった時に女性警備員の話題を振ったところ、知人も学生時代に短期バイトとして警備業務に勤めていたことを教えてくれました。
警備バイトは辛い?
知人によれば、警備のバイトはやること自体は少ないですが、休んでいる感覚はあまりなかったそうです。休憩時間になっても休憩室は男性と一緒になることが多く、1人浮いていたそうです。また、業務中は気軽にトイレにいけないこともあり、精神的にも辛かったと話していました。
時には、力を使う仕事もあって身体的にも精神的にもキツイと実感することが多かったみたいです。その話を聞いてやっぱり警備の仕事は男性が向いているのかなぁと思いました。
現在も警備人口は男性の割合がほとんどで、女性の警備員はまだまだ少ないようです。とはいえ、女性警備員の強みを活かせる場面はあると思うんですよね。例えば、身辺警護。上にも書きましたがボディガードの業務です。
現在は有名人だけでなく、一般の女性からの依頼もあるとのこと。女性の警備員だと警護はもちろん、怪しい人と遭遇した体験を話しやすい点や、話を聞いた後に同性という立場から共感できる点は強みだと思います。それにトイレや着替えにも同行できますし、不審な人物に対するちょっとした護身術や心構えも教えられますよね。
よかったこと
女性の警備仕事は辛いことも沢山あるけれど、同時にやりがいを感じたこともあるようです。それは、警備業務が終わって、身支度を済ませている時に「今日もお疲れ様!」といわれた時は、やってよかったという達成感が強かったそうです。
寒さで手がかじかんでいる時に、工事現場の責任者から温かいコーヒーを頂き「警備があると作業もやりやすい」という感謝の言葉や、交通誘導をしている時にドライバーからありがとうの言葉と一緒に会釈されたことも、警備員の仕事も結構楽しいもんじゃないかと知人は思ったそうです。
2020年には東京オリンピックが開催され世界各国から様々な人が訪れます。それに伴って警備員の求人が増えているそうですし、ニーズが高まっているみたいです。女性しか入れない場所もあるので、今後は男性だけでなく、女性警備員さんも増えてほしいです。